こんにちは、よろくまさんです!
この「高収入SEになりたい!」では、システムエンジニアとして収入アップにつなげるための情報を紹介します。
SEとして年収をアップしていくには、高収入になるには、といった成り上がりのノウハウをお伝えします。
今回は、システムエンジニアにとって必要なスキルのうち、エンジニアリングスキルについて、中でもインフラ系のスキルの必要性について解説していきたいと思います。
✔ インフラエンジニアという道もある
システム開発においては、エンドユーザーが直接使用するアプリケーションに注目されがちだが、必要なのはアプリケーション開発だけではありません。アプリケーションはサーバーやネットワーク、クライアントPCなどいわゆるインフラがないと動きません。
アプリケーション開発は、ネットワーク、OS(オペレーティングシステム)、Webサーバー、アプリケーションサーバー、データベース、ハードウェア、クラウド、ミドルウェア、など、様々な環境を意識した場面が必要になります。
システムエンジニアにとってインフラ知識が特に必要になるのは、テスト局面(特に統合テストやシステムテスト)においてです。
テスト局面では開発したアプリケーションが正しく稼働するかを確認しますが、同時にバグ(障害)を出し切って、アプリケーションの品質を高めることが目的となります。
そこで見つかったバグは、「原因特定」「プログラム修正」「再テスト」と進み、意図している動作になっているかを確認します。テストを予定通り速やかに完了させるには、バグの原因特定が非常に重要な位置づけになります。逆に、原因が特定できないことには、修正ができず、場合によってはプロジェクトスケジュールに影響を及ぼすほどのリスクとなることも考えられます。
特に、プロジェクトの工程が後ろになればなるほど、バグ改修までのサイクルをよりスピーディにできないと、ダイレクトにプロジェクトスケジュールに影響するリスクが高くなるでしょう。
システムエンジニアにとってテスト工程のバグ原因特定のためには、アプリケーションかインフラかの切り分けができることが非常に重要なスキルとなります。
また、システム開発というとアプリケーション開発をイメージする方が多いかもしれませんが、アプリケーション同様、サーバーなどインフラも同時に構築することになるため、インフラ構築要員も必要になります。インフラ構築に特化したエンジニアである、インフラエンジニアという役割もあります。
システム要件を精査し、適切に設計でき、アプリケーションを稼働させるための最適な環境を構築できるほどのハイスキルのインフラエンジニアはそれほど多くはありません。なかなか同時に多人数を集めにくいものです。案件や役割、扱う技術によっては高単価で採用されることもあります。
状況によってはインフラエンジニアとなるのもよいかもしれません。
ただし、アプリケーションエンジニアにしてもインフラエンジニアにしても、高年収を目指すのであれば、エンジニアとしてのスキルアップがゴールではないことは認識しておいた方がいいでしょう。
最低限のインフラスキルは身に付けておけ
システムエンジニアにとって、インフラスキルは必要と言えるでしょうか。
上でも言ったように、システムエンジニアとしてすべての工程に関わり、価値の高いエンジニアであるためには、様々な知識が幅広く必要となります。自分でサーバー構築やミドルウェアの導入・設定ができなくても、システム構成やそれぞれの役割、アプリケーションとの関連性、あたりは知っておくべきで、問題発生時の原因切り分けができるぐらいの知識やスキルは最低限身に付けておくべきでしょう。
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