システム開発プロジェクトとは

こんにちは、よろくまさんです!
この「高収入SEになりたい!」では、システムエンジニアとして収入アップにつなげるための情報を紹介します。
SEとして年収をアップしていくには、高収入になるには、といった成り上がりのノウハウをお伝えします。

今回はエンジニアリングスキルにおいて総合力をアップさせるための基礎の基礎として、システム開発プロジェクトの概要について解説します。SEとして成り上りたい方は必ず押さえておきましょう。

✔ プロジェクトとは「独自性」と「有期性」が特徴
✔ 定常業務との明確な違いを理解せよ
システムエンジニアとして必ず関わることになるのがプロジェクト。
一口にプロジェクトと言っても、新しいサービスを開発するとき、既存のシステムを改善するとき、数日で終わるものから数年かけるものまでさまざまなプロジェクトが存在します。
では、システム開発プロジェクトとはどのような特徴があるものなのでしょうか。
そしてシステムエンジニアとしてプロジェクトにどうかかわっていくものなのでしょうか。
まず、言葉の定義ですが、ウィキペディア、Weblio辞書、コトバンクなどでは、どれも「目的達成や新しいものを考える上で行う計画や組織、業務を指す」というような説明がされています。
プロジェクトマネジメント協会が制定しているPMBOK(Project Management Body Of Knowledge)の定義では、「プロジェクトとは、独自のプロダクト、サービス、所産を創造するために実施する有期性のある業務」とされています。
補足ですが、システムエンジニアが関わる業務には、プロジェクトに対して「保守」や「運用」と呼ばれる業務があります。
定期的に決まったメンテナンスやデータ取得などを行う定常業務や継続的な運用管理などは、特に開始と終了が定義されていない(有期性がない)ので、「プロジェクト」とは呼びません。

プロジェクトとは
「独自のプロダクト、サービス、所産を創造する」
「有期性のある業務」

PMBOKでは、プロジェクトの成功と失敗を「プロジェクトに課せられたさまざまな制約条件のバランスを取り、決められたプロジェクトの目的が達成されたかどうか」によって決まるとしています。そして、その制約条件として、スコープ(プロジェクトの目的と範囲)、時間、コスト、品質、人的資源、コミュニケーション、リスク、調達、統合管理の9つの観点でマネジメントを行う必要があるとしています。

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