人を使えるようになると劇的に収入がアップする

こんにちは、よろくまさんです!
この「高収入SEになりたい!」では、システムエンジニアとして収入アップにつなげるための情報を紹介します。
SEとして年収をアップしていくには、高収入になるには、といった成り上がりのノウハウをお伝えします。

今回のチェックポイントはこちら!

✔普通のSEから一つ収入を上げたいなら人を使えるようになること
✔人を使う=リーダーになる
SEというと設計、開発・プログラミング、テストなどモノづくりをイメージすることが多いと思います。
しかし高収入SEとなりたい人はそれだけでは足りません。足りないということはそこらにいる普通のSEと同じということ。ということは、そのままだと一生年収1千万円には届きません。
では、普通のSEから抜け出して、更なる収入アップのためにはどうすべきか、それは、、



収入を上げたいSEは人を使うスキルを向上させよ

「人を使う」ということはどういうことでしょうか。

システム開発プロジェクトをイメージしてみてください。
多くのプロジェクトがPMを筆頭とした組織、プロジェクトチームとなっていて、さらにその中で役割分担され、複数のチームで構成されています。SE一人で進めるプロジェクトなどまずありません。

そして、それぞれのチームにはリーダーとメンバーがいます。各チームの役割を果たすべく、リーダーの指示でメンバーが動き、成果物が出来上がっていきます。

成果物が多く集まってフェーズが進んで行くことになります。

ここで、「人を使う」というのは「リーダー」のやるべきことであるのは想像に難くないですね。

では、人を使えるSE、つまり、リーダーが収入が上がる、という理由について具体的に解説していきましょう。

システム開発はチーム・組織の活動である

システム開発プロジェクトは組織の形として、プロジェクトマネージャーをトップとして、いくつかのチーム、サブチームで構成されます。

チームは主に役割に応じて分かれており、それぞれリームリーダー、メンバーで成り立っています。

各チームには各フェーズで決められた期日までに決められた成果物を一定の品質で作り上げ、納品することが必須です。
また、タスクとタスクに関連性があり、かつ、チームを跨っている場合、例えば、とあるチームの成果物をインプットとして別チームが成果物を作成する、などの場合、先行タスクを実行するチームが成果物の納期に遅れてしまうと、後続チームのタスクの開始が遅延してしまなど、他チームのタスクや成果物に影響が出てしまうことがあります。

そのため、各チームで決められたタスクは必ず期日を守りやり遂げなければなりません。

そして、メンバー全員が共同体となり、一貫した方向性のもとに活動を行うことでチームとしての適切な活動に繋がり、個人では達成できない仕事を、組織として成し遂げることができるようになります。

発注者にとっては高い対価を支払ってでも、よいリーダーを入れたい

プロジェクトの要員人数比は圧倒的にメンバーの数が多い。
  マネージャー << リーダー <<<<<< メンバー

管理する範囲はメンバーが圧倒的に狭い。
マネージャー >> リーダー >>>>>> メンバー

要員単価はメンバーが圧倒的に低い。
マネージャー >> リーダー >>>>>> メンバー

当然プロジェクトの規模や案件によって、比率に差があるかもしれませんが、この序列は変わることはありません。
よって、高収入SEとなるためにはメンバーでいる限りハードルが高いと言えます。

リーダーになるには人を使うスキルが不可欠

メンバーから一つ抜け出してリーダーとなるにはどうしたらよいでしょう。

それは、お分かりかと思いますが「人を使う」スキルを持つことです。

「人を使う」というと少し上から目線のいやらしい表現になってしまいますが、より正確に表現するならば、「人を動かす」ということにほかなりません。

チームとして果たすべきビジョンを明確にし、メンバーにタスクを割り振り、メンバー個々の能力を十分に発揮させ、チームの課題を解決に導き、チームの意欲をかき立てる、つまり、「人を動かす」ということをプロジェクト活動中に各フェーズで繰り返す必要があります。そして、人を動かし続けた結果、チームとしての成果を上げ、プロジェクトの成功に繋がるのです。

リーダーがメンバーと違いプロジェクトにおいて重要な役割となることはお分かりいただけたでしょうか。

リーダー・マネジャーはメンバーより高収入

これまで述べてきたように、プロジェクトにおいてはマネージャーやリーダーなどの上位層になるほど重要な役割を担います。また、当然ながら見なければならない範囲は広がり、責任範囲も広くなります。

そうなると、当然メンバーよりも単価は高くなります。SEとして収入をあげるためにはまずリーダーを目指しましょう。

ただし、気を付けたいのがどれだけ人を使うスキルが高かったとしても、必ずプロジェクトでのリーダーを担えるようになるわけではありません。

というのも、高収入SEになるための会社選びで述べたように、リーダーになるには属している会社がとても重要になります。

プロジェクトの多重請負構造の下位層の会社にいるようでは、リーダーになることはかなわないでしょう。リーダーのスキル獲得を意識しつつ、ご自身の所属する会社がリーダーのポジションを担えるかどうかをしっかりと見極めましょう。

人を使えるようになると収入が劇的にアップする

プロジェクトにおいては、人を使う=人を動かす、つまりリーダーのスキルを持った人材がより求められることが理解できたと思います。そして、リーダーはメンバーよりも高収入が望めるということはお分かりいただけましたでしょうか。

まだSEもしくはPGとしてメンバーの立場での業務遂行がままならない方は、設計・開発のスキルを向上させる必要があることは言うまでもありません。しかし、ずっとメンバーでいることは高収入にはつながらないので、その先のことも考え、リーダーになるためのスキルも合わせて獲得して成長できることが非常に重要になります。

高収入SEになりたい方はリーダースキルをしっかりと身に付けてください。

そして、リーダーよりもさらに上の立場である「マネージャー」になることがさらなる収入のアップに繋がることも頭の片隅に置いておいてください。マネージャーに求められるスキルはまた別の機会に説明したいと思います。

 



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